2022年3月23日
2022年3月8日(火)にWeb会議システムを用いて『2021年度評価員審査前チーム研修』を開催し、33名の先生方にご参加いただきました。
この研修は、評価システムや評価スケジュールの詳細を理解するとともに、事例を用いた演習に取り組み、自己点検・評価報告書と根拠資料に基づく書面調査の進め方について実践的に理解することを目的としています。
研修は3部構成とし、第1部では「評価の観点ごとの水準判定の例」等について代表理事より説明がありました。
第2部では、2022年度の評価員の評価スケジュールについて評価委員長より、評価基準の解釈と適合度の付け方等について評価基準検討委員長より、それぞれ説明がありました。
第3部では、実際の評価チーム会議の進行に近い形でグループワークを行い、評価のポイントや受審校への対応等について理解を深めました。具体的には、(模擬)自己点検・評価報告書と根拠資料等を事前配布し、研修当日までに内容を確認して、評価基準、評価項目、評価の観点について気づいた点や質問事項等をワークシートに記入したものを準備してグループワークに臨むという形式をとりました。模擬評価チーム会議の進行は、各評価チームの主査が担当し、評価チームごとの機構担当者がファシリテーターとして参加しました。グループワーク後、各評価チームの検討内容を発表していただき、発表の中で挙がった受審校とのやりとりに関する質問については評価委員長より説明があり、評価の観点に関する質問については評価基準検討委員長より説明がありました。また、受審校と評価チームの相互理解に努めたプロセスにしてほしいなど、代表理事、常任理事からのコメントもいただきました。
本研修会後の参加者アンケートにおける自由記載では、「グループワークを通して評価チーム会議の進め方についてイメージできた」、「学生へのよりよい教育の実現のために評価に取り組んでいきたい」などのコメントが寄せられました。
どのグループも活発なディスカッションが行われ、看護学教育に携わる仲間として受審校と対等な立場で評価に関わっていこうとされる真摯な取り組みを感じられる研修となりました。ご参加いただきました先生方、ありがとうございました。