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2025年4月15日
2024年度審査前チーム研修を開催しました!
2025年度評価チームに選任された評価員を対象とした「2025年度審査前チーム研修」を、Web会議システム(Zoom)にて開催しました。この研修では、看護学専門分野別評価を実施するにあたり、評価基準の概要、書面調査の進め方、実地調査の取組み、評価員の役割や責任等に関する理解を深めていただくことをねらいとしています。2024年度は初めての試みとして開催を2日に分け、2025年3月15日(土)に3チーム、3月25日(火)に7チームの評価員が参加し、司会は工藤美子評価員研修委員会委員長(3/15)、奥野信行評価員研修委員会委員(3/25)が務めました。

3月15日に司会を務めた工藤美子評価員研修委員会委員長

3月25日に司会を務めた奥野信行評価員研修委員会委員
評価員の皆さんには、当日までに5本の研修用動画を事前視聴し、評価の考え方や進め方などを理解していただいた上で研修に参加していただきました。
研修当日は模擬自己点検・評価報告書、根拠資料等に基づき、評価のプロセスで実施される「評価チーム会議〔1〕」を想定し、約2時間のグループワークを行いました。各チームの主査・副査・評価員、チームをサポートする機構担当者および研究員がオンラインで初めて対面する機会となりました。評価の観点ごとの適合度判定、長所や課題などをディスカッションし、ワーク終了後、主査による発表がなされました。
発表では、「このチームでやっていける!と思えた」「ひとつひとつの観点はバラバラであっても、すべてが繋がっているということが分かった」「評価する側、される側どちらからも気づきがあった」などといった感想がありました。
石井邦子評価委員会委員長からは、「発表から、各チームがピアレビューという観点に立ち、どうすれば受審校が問題意識を持って取り組めるかということを考えながら評価していただいたことが伝わった」「受審校が気づいていない素晴らしい点を、評価員からぜひ提示してほしい」

石井邦子評価委員会委員長
片岡純評価基準検討委員会委員長からは、「評価基準に関して、評価第1期目の中で、受審校や評価員からのご意見をいただきながら改定、修正を重ねている。常により良いものになるように改定していくために、今後評価のプロセスの中で気づいた点などがあれば、忌憚のないご意見をいただきたい」というコメントがありました。

片岡純評価基準検討委員会委員長
研修終了後の参加者アンケートでは、
「まずは模擬でやってみることは必要だと思う。やってみることでチームメンバーを互いに知ることができた」「事前に実際の評価チームで取り組む方法は、チームビルディングをしていく上で有意義だと思った」「主査としてワークのタイムマネジメントがあまりうまくいかなかったので、実際はもう少し整理をしたうえで検討に臨みたいと思った」などといった感想が寄せられました。
2025年度の評価がスタートしました。約1年、ご協力の程よろしくお願いいたします。
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