2024年4月18日
2024年3月26日(火)にWeb会議システム(Zoom)を利用し、2024年度評価チームに選任された評価員を対象とした「2023年度審査前チーム研修」を開催しました。
この研修では、2024年度看護学教育評価を実施するにあたり、評価基準の概要、書面調査の進め方、実地調査の取組み、評価員の役割責任等に関する理解を深めていただくことを研修のねらいとしています。
評価員の皆さんには、研修当日までに5本の研修用動画を事前視聴していただきました。
研修当日は模擬自己点検・評価報告書、根拠資料等に基づき、評価のプロセスで実施される「評価チーム会議〔1〕」を想定し、約2時間のグループワークを行いました。各チームの主査・副査・評価員、チームをサポートする機構担当者および研究員の初顔合わせの機会となりました。
評価の観点ごとの適合度判定、長所や課題などをディスカッションし、ワーク終了後、主査による発表がなされました。発表では、チーム内で確認し、補い合う体験をしたことで、安心感に繋がったという感想が聞かれました。
最後に高田早苗代表理事より、「審査前チーム研修は毎年同じ時期に実施しているが、年々グループワークのレベルが上がっており、参加していただく皆さんの事前準備の賜物であると思う。毎年メンバーが変わったとしても、着実に積み上がっていることを実感した。
評価の考え方のポイントとして、1つ目は受審校から提出される自己点検・評価報告書に基づくということ。報告書を読み込み、資料を点検して確定するという作業が必要である。2つ目は、機構が準備した基準に照らし合わせること。これは受審校にもお願いしていることではあるが、基準からかけ離れた評価をしないことも重要である。」という総評がありました。
研修終了後の参加者アンケートには、
「研修を通して評価チームのメンバーと対面で話すことで、チームワークのスタートが切れた」
「自分に務まるのか不安だったが、今回の研修でイメージできるようになったので看護学教育の発展に貢献したいと考えた。ピアレビューの視点で、受審校の皆様を尊重する姿勢で臨みたい」などの感想がありました。
2024年度も長きにわたる評価活動となりますが、ご協力いただきますようお願いいたします。