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2026年9月17日

第4回JABNE研修交流集会を開催しました!

2026年8月19日(水)に、「第4回JABNE研修交流集会」をオンライン開催しました。主に会員校の教職員および本機構の基礎研修修了者、賛助会員等、各大学において複数名で視聴された方々も含め、総計671名にご参加いただきました。司会はJABNEの佐々木幾美理事、常盤文枝理事が務めました。

始めに、菱沼典子代表理事より、参加の御礼を申し上げるとともに、今回で4年目を迎える本会は毎年多くの方にご参加いただき、好評であることから、それぞれの大学のあり方、カリキュラムのあり方について、考える機会としていただきたい旨の開会挨拶がありました。

菱沼典子代表理事による開会挨拶

 

第1部特別講演では、愛媛大学教育・学修支援機構 教育企画室長の中井俊樹教授をお招きしました。

第1部特別講演講師の中井俊樹先生と司会のJABNE常盤文枝理事

 

「カリキュラムの評価と改善」というテーマで、カリキュラム評価の意義と方法を理解したうえで、評価結果を活用し、どのように所属組織で取り組むべきなのか、課題と改善策を見出すことを目的として、約90分ご講演いただきました。投票機能を活用し、視聴者の意見を取り入れながら進める参加型の講演となり、視聴者からも好評でした。

視聴者からの投票結果をその場で表示する

 

講演を通して、カリキュラム評価は外部評価のためではなく、学生のために行うということ、また評価は自分たちが良くなるために行うものであり、最低限のことで最大限の効果を上げることを意識し、関係者で評価結果を共有し、議論につなげる情報を共有することの重要性についてご教示いただきました。

また、参加者から、「カリキュラムの評価ツールに対し、形は作ってきたが、教員と学生に公開して終わりになってしまっている。データを読み込んで意味づける評価リテラシーが乏しい。一歩進む力が備わっていない。」という悩みが共有され、中井教授にご回答いただきました。

第2部では、パネルディスカッション「審査に向けた自己点検・評価活動とその後の成果」をテーマに、埼玉県立大学保健医療福祉学部看護学科(2024年度受審)の國澤尚子学科長、日本赤十字広島看護大学看護学部(2024年度受審)の百田武司学部長にご発表いただきました。

(向かって左上から時計回りに)百田武司教授、佐々木幾美理事、國澤尚子教授

 

パネリストの発表後、指定討論者として鳥取大学医学部保健学科看護学専攻の松浦光代教授、高崎健康福祉大学保健医療学部看護学科の倉林しのぶ学科長が登壇しました。

「全教員に自己点検・評価に関わってほしいが、報告書の執筆等、学科内での共有が難しい際に、どのように対応したか」「教育の質保証に対して強みと弱みを感じたが、自己の強みを持つことが重要と感じる。受審のプロセスを経て、さらに強化に結びついたか、さらにどのように発展していこうと思っているか。」などの問いかけがありました。参加者からも質問があり、パネリストがそれぞれの経験に基づき回答しました。

最後に及川郁子常任理事より、改めて登壇者の方々への御礼を申し上げ、国公私立大学のほとんどで教学マネジメントを実施し、約75%の大学が教育改善に係るPDCAに取り組み、学習状況の分析や教育改善を支援する体制の構築を年々増加させているという状況にある一方、個々の取り組みを有機的に関連付けて包括的な教育改善につなげていく観点から見ると、まだまだ教学マネジメントの確立は道半ばであることから、今回の特別講演やパネルディスカッションで示された知見をもとに、、会員校の教育改善の取組みに資することを期待する旨の挨拶がありました。

及川郁子常任理事による閉会挨拶

 

【参加者の声】※アンケートから一部抜粋

■自身の学生の強みや弱み等が主観的であること、これらが、教育理念や目標、DPやCPなどと関連していないため、どのように強みが強化されているか、弱みを少なくするための方法をその評価も踏まえてカリキュラムに落とし込む必要性を感じました。

■カリキュラムの指し示す意味の定義が異なる可能性があること、そこをはじめに共通認識することで、話が伝わりやすくなると良いことを実感しました。人や文化のようなソフトを重視することは、とても共感できました。言葉にしていただいたおかげで、今後意識して活動できそうです。以上、認識できていない自分の考えを整理いただきました。ありがとうございました。

■今後受審する大学への貴重なヒントになったと思う。「認証評価は教育のゴールではなく次の改善へのスタート。評価結果の共有・吟味までが受審である。」(という言葉が印象的でした。評価を受けることの意義と意味が伝わったと思います。

■毎年、この時期に、交流会からの刺激を受けてます。今年度も、期待を裏切らない内容で、この後の教育活動に取り組めそうです。

 

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