日頃より、一般財団法人日本看護学教育評価機構へ関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
2018年10月に一般社団法人日本看護系大学協議会により設立された本機構は、2020年度より評価事業を開始し、2023年度末までに26大学が受審しました。
会員校は2024年5月現在145校(日本看護系大学協議会会員校の47.7%)になっています。
看護学教育をとりまく状況は複雑で、また刻々と変化しています。しかしどのような状況であっても、看護学を学ぶ学生がより良い環境で質の高い教育を受けられ、教員や看護の現場で実習を受けている看護職が生き生きと教育に関与できることが必要です。本機構では現在、学士課程における看護学の専門教育を、本機構の評価基準に則って、会員校の教員によるピアレビューで評価しています。これにより、評価を受ける大学にも評価する教員にも、得るものがあることが、だんだん見えてきました。
今後も、充実した看護学の分野別評価の実施に向けて、努力してまいりますので、ますますのご支援ご協力をお願いいたします。
今般、3期6年に渡り設立から評価事業を軌道に乗せるために尽力いただいた高田早苗氏の後を受け、代表理事となりました。どうぞよろしくお願いいたします。
2024年7月
代表理事 菱沼典子